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イーサネットコンバータ化してる人はバージョンアップ必須でしょう。いやマジで。
チャンネル2本で速度2倍、とかやって遊べます。
古いwikiの記述に惑わされていまだにRCとかやってる人はすこし自分を省みる時間が必要でしょう。
不具合がないからバージョンアップしない、というのはひとつの選択ですが、新規に面倒な旧版導入はどんなものかと。

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DD-WRTをインストールしたLa Foneraに真の実力を発揮させるべくTurboモードの設定を有効化します。
Turboモードとは2つの無線LANチャネルを使って通信速度を2倍にしようというものです。
設定できる転送レートはIEEE802.11g通信時で54Mbpsから108Mbpsと2倍になりますが、実際の転送速度はこちらの実験では1.8倍程度の上昇に留まりました。
アクセスポイントとクライアントブリッジが両方対応してないと使えないので大多数の人がLa Fonera複数台を対向させて使うことになるでしょう。
Atherosチップを搭載したDD-WRT対応機器や海外のTurboモードが合法な国向けのものは使える可能性があります。
2007年6月の電波法改正で無線LAN通信が20MHz幅から40MHz幅に拡幅してもいいことになったので日本では多分合法化されたと思うのですが、思っているだけかもしれません。
v24 Finalをインストしてから自己責任でどうぞ。

まず、DD-WRT control panelにログインしてLanguage Selectionをjapaneseに設定します。
ここでは設定項目をこのときの表示にあわせています。
ブラウザがIEな人はAdobe SVG Viewerをインストールしておきます。
http://www.adobe.com/jp/svg/viewer/install/
これがないと機器診断 -> 帯域パフォーマンス -> 帯域モニタ(Status -> Bandwidth Monitoring)が正常表示されません。

無線LAN -> 基本 ->から
 Regulatory Domain をUNITED_STATES_(PUBLIC_SAFETY)に
これがJAPANだとTurboモード有効設定が無視されます。

 Turboモード を有効に
この後設定ボタンを押し、設定を即時反映させます。させないとTurboモード固有の設定が出てきません。

 Transmission Minimum Rate は意図的に転送レートを制限したいとき以外は自動でよいでしょう。
 最大転送 Rateも同上。

その他の設定項目も少し紹介しておきます。RC7からかなり多機能になっているものの使い道に困る機能も満載です。

 Short Preamble はプリアンブルを短くして通信効率を上げます。とりあえず有効にしてみて通信できなければ無効にします。この際無線経由で設定していると機器非対応時に缶切りの缶詰状態になります。
 Atheros eXtended Range は無線LANの長距離化技術だそうですが、本当に受信距離が延びるのか、速度に影響は無いのか、よくわかりません。実際の使用環境によって違いが出そうなのでベンチマークで判断したいところです。
 Super G データ圧縮 は字のごとくデータを圧縮してくれます。通信内容によって効果が大きく変わります。
 Super G フレーム高速転送 はデータ送受信手順を効率化するものですがなぜか送信側のCPU負荷が激増するのでLa Foneraで使うのは危険です。発熱がやばいことになります。
通信高速化にかかわる設定はこれくらいでしょうか。
これでしょんぼりアフォネラでちょっぴり遊べそうです。
遊ぶときはCPU利用率に気をつけて100%全開連続使用は避けたほうが無難でしょう。

La FoneraにDD-WRT v24 Finalをインストール
シリアルケーブルを使わない方法でv24 RC7以降をインストールします
RC6.2以前とのインストール方法の違いはあまり無く、rootfsとvmlinux.bin.l7とnvramの3つがlinux.binにまとめられているくらいです
RC7は凡ミス多発バージョンでファームウェアアップデートを含めいろいろまともに動作しません
Finalは5月18日版や19日版から20日版に正常にWebインターフェースからアップデートできます
しかもfis create linuxとかやるよりちょっぴり時間が短縮されます(16分->13分くらい)
おそらくnvramに相当する部分をいじらない分高速化されるのでしょう
では実際の手順はこちらから
お約束ですが事故責任は自己責任で


設定用PCに以下のものをダウンロードしておきます
PuTTY ごった煮版 (SSH,TELNETクライアント)
http://yebisuya.dip.jp/Software/PuTTY/
HFS (HTTPサーバー)
http://www.rejetto.com/hfs/?f=dl
Poor TFTP (TFTPサーバー)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se174412.html
DD-WRT ファームウェア v24 20-05-08版
http://www.dd-wrt.com/dd-wrtv2/downloads/v24/Atheros%20WiSoc/Fonera/
linux.binとfonera_flashing.txtをダウンロードします

http://fonera.info/camicia/openwrt-ar531x-2.4-vmlinux-CAMICIA.lzma
http://fonera.info/camicia/out.hex

次のHTMLをfirst.htmlというファイル名で保存します

<html>
<head></head>
<body>
<center>
<form method="post" action="http://169.254.255.1/cgi-bin/webif/connection.sh" enctype="multipart/form-data">
<input name="username" value="$(/usr/sbin/iptables -I INPUT 1 -p tcp --dport 22 -j ACCEPT)" size="68" />
<input type="submit" name="submit" value="Submit" />
</form>
</center>
</body>
</html>

次のHTMLをsecond.htmlというファイル名で保存します

<html>
<head></head>
<body>
<center>
<form method="post" action="http://169.254.255.1/cgi-bin/webif/connection.sh" enctype="multipart/form-data">
<input name="username" value="$(/etc/init.d/dropbear)" size="68" >
<input type="submit" name="submit" value="Submit" />
</form>
</center>
</body>
</html>

このページを適当な名前で保存します

マルチバイト文字フォルダ名が怖い人は適当な位置に待避しておいてください
怖くない人はデスクトップでたぶん問題ないでしょう

PCとLa Foneraの電源を切り、LANケーブルで直結します
10BASE-Tな人はクロスケーブルが必要かもしれませんがそんな人は少数派でしょう
PCとLa Foneraの電源を入れて起動します

電源オプションが気になる人はここで常にオンになるよう設定してください
デバイスマネージャから各デバイスの電源の管理も確認しておくと吉でしょう

 

ローカルエリア接続のプロパティで、インターネットプロトコル→プロパティを開き、
次のIPアドレスを使う->IP:169.254.255.2、サブネットマスク:255.255.255.0、デフォルトゲートウェイ:169.254.255.1
次のDNSサーバーのアドレスを使う->優先DNSサーバー:169.254.255.1 に設定します

ブラウザでhttp://169.254.255.1/を開き、User:root Password:adminでログイン
Firmware Versionが0.7.1 r1であることを確認
これ以外のバージョンの場合、以下の手順でSSHを有効にできます

リセットボタンを15秒押して離す
http://169.254.255.1/をブラウザで開く
ステータスページでファームが0.7.1 rなんとかに戻ってることを確認
Advanced->ModeをStatic IPにする
各アドレスを設定
DNS Serverを88.198.165.155に
IPはLAN内で他の機器とぶつからないアドレスを(192.168.0.55あたり)
subnetは255.255.255.0
Gatawayはインターネットにつながっているルーターのアドレスを(大抵192.168.0.1)
submitを押し、2分くらい待つ
La Foneraの電源プラグを抜く
La Foneraをインターネットに接続できるようにした後、電源プラグを差し込む
5分程度待つとSSHが有効になる
La Foneraをインターネットや他の機器から切り離し、PCと直結する


Firmware Versionが0.7.1 r1の場合はここから

ブラウザでfirst.htmlを開きSubmitを押す
パスワードはadmin/admin
ブラウザでsecond.htmlを開きsubmitを押す
PuTTYを起動 ホスト名は169.254.255.1 ポートは22
プロトコルはSSH
PuTTYの警告が出るが、そのまま「はい」を押す
そしてID:root/PASS:adminでログイン
以下のコマンドを実行する

mv /etc/init.d/dropbear /etc/init.d/S50dropbear

HFSを起動 家のマークを右クリックして「Add Files・・・」を選び、
openwrt-ar531x-2.4-vmlinux-CAMICIA.lzmaとout.hexを追加する

PuTTYから以下のコマンドを実行

cd /tmp
wget http://169.254.255.2/openwrt-ar531x-2.4-vmlinux-CAMICIA.lzma
mtd -e vmlinux.bin.l7 write openwrt-ar531x-2.4-vmlinux-CAMICIA.lzma vmlinux.bin.l7
reboot

mtdコマンドで少し時間がかかります

接続が切れた後、1分くらいしてrebootからあがってきたらPuTTYを起動
さっきと同じく169.254.255.1にID:root/PASS:adminでSSHログイン
以下のコマンドを実行

cd /tmp
wget http://169.254.255.2/out.hex
mtd -e "RedBoot config" write out.hex "RedBoot config"
reboot

接続が切れた後、HFSを終了


ここからDD-WRT v24 旧バージョンからのアップデートと同一手順


ローカルエリア接続のプロパティで、インターネットプロトコル→プロパティを開き、
次のIPアドレスを使う->IP:192.168.1.2、サブネットマスク:255.255.255.0、デフォルトゲートウェイ:169.254.255.1
次のDNSサーバーのアドレスを使う->優先DNSサーバー:169.254.255.1 に設定します

Poor TFTPを起動し
Authorized Directoryをlinux.binが置かれているフォルダに設定します

PuTTYtelを起動 ホスト名は192.168.1.254
ポート9000 プロトコル Telnetで開く
DD-WRT v24 旧バージョンからのアップデートでTelnetログインできないときは
一旦La Foneraの電源を切り、再度投入してイーサネットデバイスが初期化された直後にTelnet接続を試みてください
約2秒間?のタイミングで早すぎても遅すぎてもつながりません
これを見切るためにPCとLa Foneraを直結するとわかりやすいわけです


ip_address -l 192.168.1.254/24 -h 192.168.1.2

ここからはfonera_flashing.txtの6以降の手順と同様です

fis init
(yを押してEnter)
load -r -v -b 0x80041000 linux.bin
fis create linux
(ここで約16分かかります)
fconfig
(enter the bootscript:のところで)
fis load -l linux
exec
(Enterを押し、bootscript入力を終了)
(後はEnterを押して入力を進め、最後にy->Enterで設定を保存します)
reset

これで終了です
電源設定やLAN内接続を戻して後片付けします
お疲れ様でした



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