La FoneraにDD-WRT v24 Finalをインストール
シリアルケーブルを使わない方法でv24 RC7以降をインストールします
RC6.2以前とのインストール方法の違いはあまり無く、rootfsとvmlinux.bin.l7とnvramの3つがlinux.binにまとめられているくらいです
RC7は凡ミス多発バージョンでファームウェアアップデートを含めいろいろまともに動作しません
Finalは5月18日版や19日版から20日版に正常にWebインターフェースからアップデートできます
しかもfis create linuxとかやるよりちょっぴり時間が短縮されます(16分->13分くらい)
おそらくnvramに相当する部分をいじらない分高速化されるのでしょう
では実際の手順はこちらから
お約束ですが事故責任は自己責任で
設定用PCに以下のものをダウンロードしておきます
PuTTY ごった煮版 (SSH,TELNETクライアント)
http://yebisuya.dip.jp/Software/PuTTY/
HFS (HTTPサーバー)
http://www.rejetto.com/hfs/?f=dl
Poor TFTP (TFTPサーバー)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se174412.html
DD-WRT ファームウェア v24 20-05-08版
http://www.dd-wrt.com/dd-wrtv2/downloads/v24/Atheros%20WiSoc/Fonera/
linux.binとfonera_flashing.txtをダウンロードします
http://fonera.info/camicia/openwrt-ar531x-2.4-vmlinux-CAMICIA.lzma
http://fonera.info/camicia/out.hex
次のHTMLをfirst.htmlというファイル名で保存します
<html>
<head></head>
<body>
<center>
<form method="post" action="http://169.254.255.1/cgi-bin/webif/connection.sh" enctype="multipart/form-data">
<input name="username" value="$(/usr/sbin/iptables -I INPUT 1 -p tcp --dport 22 -j ACCEPT)" size="68" />
<input type="submit" name="submit" value="Submit" />
</form>
</center>
</body>
</html>
次のHTMLをsecond.htmlというファイル名で保存します
<html>
<head></head>
<body>
<center>
<form method="post" action="http://169.254.255.1/cgi-bin/webif/connection.sh" enctype="multipart/form-data">
<input name="username" value="$(/etc/init.d/dropbear)" size="68" >
<input type="submit" name="submit" value="Submit" />
</form>
</center>
</body>
</html>
このページを適当な名前で保存します
マルチバイト文字フォルダ名が怖い人は適当な位置に待避しておいてください
怖くない人はデスクトップでたぶん問題ないでしょう
PCとLa Foneraの電源を切り、LANケーブルで直結します
10BASE-Tな人はクロスケーブルが必要かもしれませんがそんな人は少数派でしょう
PCとLa Foneraの電源を入れて起動します
電源オプションが気になる人はここで常にオンになるよう設定してください
デバイスマネージャから各デバイスの電源の管理も確認しておくと吉でしょう
ローカルエリア接続のプロパティで、インターネットプロトコル→プロパティを開き、
次のIPアドレスを使う->IP:169.254.255.2、サブネットマスク:255.255.255.0、デフォルトゲートウェイ:169.254.255.1
次のDNSサーバーのアドレスを使う->優先DNSサーバー:169.254.255.1 に設定します
ブラウザでhttp://169.254.255.1/を開き、User:root Password:adminでログイン
Firmware Versionが0.7.1 r1であることを確認
これ以外のバージョンの場合、以下の手順でSSHを有効にできます
リセットボタンを15秒押して離す
http://169.254.255.1/をブラウザで開く
ステータスページでファームが0.7.1 rなんとかに戻ってることを確認
Advanced->ModeをStatic IPにする
各アドレスを設定
DNS Serverを88.198.165.155に
IPはLAN内で他の機器とぶつからないアドレスを(192.168.0.55あたり)
subnetは255.255.255.0
Gatawayはインターネットにつながっているルーターのアドレスを(大抵192.168.0.1)
submitを押し、2分くらい待つ
La Foneraの電源プラグを抜く
La Foneraをインターネットに接続できるようにした後、電源プラグを差し込む
5分程度待つとSSHが有効になる
La Foneraをインターネットや他の機器から切り離し、PCと直結する
Firmware Versionが0.7.1 r1の場合はここから
ブラウザでfirst.htmlを開きSubmitを押す
パスワードはadmin/admin
ブラウザでsecond.htmlを開きsubmitを押す
PuTTYを起動 ホスト名は169.254.255.1 ポートは22
プロトコルはSSH
PuTTYの警告が出るが、そのまま「はい」を押す
そしてID:root/PASS:adminでログイン
以下のコマンドを実行する
mv /etc/init.d/dropbear /etc/init.d/S50dropbear
HFSを起動 家のマークを右クリックして「Add Files・・・」を選び、
openwrt-ar531x-2.4-vmlinux-CAMICIA.lzmaとout.hexを追加する
PuTTYから以下のコマンドを実行
cd /tmp
wget http://169.254.255.2/openwrt-ar531x-2.4-vmlinux-CAMICIA.lzma
mtd -e vmlinux.bin.l7 write openwrt-ar531x-2.4-vmlinux-CAMICIA.lzma vmlinux.bin.l7
reboot
mtdコマンドで少し時間がかかります
接続が切れた後、1分くらいしてrebootからあがってきたらPuTTYを起動
さっきと同じく169.254.255.1にID:root/PASS:adminでSSHログイン
以下のコマンドを実行
cd /tmp
wget http://169.254.255.2/out.hex
mtd -e "RedBoot config" write out.hex "RedBoot config"
reboot
接続が切れた後、HFSを終了
ここからDD-WRT v24 旧バージョンからのアップデートと同一手順
ローカルエリア接続のプロパティで、インターネットプロトコル→プロパティを開き、
次のIPアドレスを使う->IP:192.168.1.2、サブネットマスク:255.255.255.0、デフォルトゲートウェイ:169.254.255.1
次のDNSサーバーのアドレスを使う->優先DNSサーバー:169.254.255.1 に設定します
Poor TFTPを起動し
Authorized Directoryをlinux.binが置かれているフォルダに設定します
PuTTYtelを起動 ホスト名は192.168.1.254
ポート9000 プロトコル Telnetで開く
DD-WRT v24 旧バージョンからのアップデートでTelnetログインできないときは
一旦La Foneraの電源を切り、再度投入してイーサネットデバイスが初期化された直後にTelnet接続を試みてください
約2秒間?のタイミングで早すぎても遅すぎてもつながりません
これを見切るためにPCとLa Foneraを直結するとわかりやすいわけです
ip_address -l 192.168.1.254/24 -h 192.168.1.2
ここからはfonera_flashing.txtの6以降の手順と同様です
fis init
(yを押してEnter)
load -r -v -b 0x80041000 linux.bin
fis create linux
(ここで約16分かかります)
fconfig
(enter the bootscript:のところで)
fis load -l linux
exec
(Enterを押し、bootscript入力を終了)
(後はEnterを押して入力を進め、最後にy->Enterで設定を保存します)
reset
これで終了です
電源設定やLAN内接続を戻して後片付けします
お疲れ様でした
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